記録的大雨
今日、8月9日、盛岡とその近郊の市町村に記録的大雨が降った。
私は、盛岡に生まれ、盛岡で育ち、今も家族と盛岡に住んでいる。
学生時代、県外に5年ほどいたが、それ以外はず~っと盛岡にお世話になっている。
盛岡歴 約40年だが、これほど市内が冠水したのを見るのは
おそらく初めてである。
大きな台風や、最近の雨続きでも冠水するなんてことはまずない。
こんなにすごいのは見たことがない。
今日は午前中 花巻で仕事をして、帰り県道13号線(和賀線)を
通って帰ってきたが、道路のアスファルトが見えない個所が何か所もあった。
(この写真は紫波町あたり)
道路より低い住宅や、田んぼ畑は水浸し状態、
通行止めも数え切れないほどあり、何とか帰ってきたという感じだ。
事務所に帰ってきたのはいいが、事務所の前がまた大変なことになっている。
やっぱり、こんなの見たことない。
果敢にこの中を車で突っ込んでいく人も中にはいるが、
なかなかのチャレンジャーである。
市内各所に避難勧告が出始め、がけ崩れも起きたようである。
夕方になって、雨足も弱くなり、避難勧告も解除され始めた。
でも、その被害は水が引いてから明らかになる。
明日、市内はどうなっているだろう?
東日本大震災の時にも、ほとんど被害のなかった盛岡だが
今回の大雨で天災というものの恐ろしさをおもいしらされた。
防災への備えが精神的にも、物的にもまだまだであることを思い知った。