勝手に気ままブログ

仕事のこと、家族のこと、地域の役割、社会的役割など身の回りの出来事を 勝手な思い込みを勝手な解釈で勝手に書いてみようと思います。

全建総連・岩手県連総決起集会に参加してきました。

先週は、珍しく体調を崩し大事な会合等も

キャンセルして休養しておりました。

3/15(日)も家でゆっくり休養したかったのですが、

今日は今日で集会がありましたので、気力を振り絞り

いざ出陣。

 

今日は、全国建設労働組合総連合(全建総連) 岩手県連 

3.15賃金・単価引き上げ総決起集会に参加してきました。

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参加人数、約400名、各政党の県議会議員の方々にも

参加していただいております。

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現在、岩手県はもちろんの事、全国的にも

建設技能労働者の数が激減しています。

競争による単価引き下げから労働者の処遇悪化を招き、

離職者が増え、若年入職者の

減少につながっています。

 

本来、働き盛りの若い建設職人も生活が成り立たず、

離職していくような危機的状況です。

これでは、後継者育成どころの話ではありません。

 

建設職人は高齢化し、若い人たちが入ってこないというのは

事実であり、求人を出しても一向に集まる気配すらありません。

 

昔から3Kと言われてきたこの業界。

きつい、危険、きたない

といわれてきた建設業。

 

じゃ、建設業の魅力ってなんだろう?

 

ものを作り上げたときの満足感・喜び?

施主に感謝された時の嬉しさ?

仲間と一緒に作り上げる一体感?

 

さすがに、やってて良かったという気持ちになるだろう。

しかしそれは、毎週休みがあり、家族と遊びに出かけたり、

食事をしたりする満足な収入があっての事。

最前提にはやはり収入がある程度ないと成り立たない。

 

ただ、このことに関しては国も動いている。

国土交通省が、公共工事の設計労務単価を引き上げ、

建設労働者の処遇改善を目論む。

民間にも、適正な賃金の支払いを要請している。

 

全建総連では平成6年から公契約条例制定の運動を行っている。

公契約条例は公共事業に携わる作業員らの労働条件を適正に保ち、

事業の品質を確保するのが狙い。

公共事業受注の行き過ぎた低価格競争で下請けへのしわ寄せが増したとして、

導入する自治体が増えています。

 

岩手県では、大船渡市・田野畑村普代村を除いた市町村で公契約条例意見書が

採択もしくは請願採択になっています。

地域経済の循環、地域防災と災害時対策、地域コミュニティーの確立・維持の為に

県・各自治体で早急に公契約条例が制定されることを願います。

 

ps.分かった風に書きましたが、私にも分からない部分が多く

解釈など間違っているところがあるかもしれません。