いま、思う、、、
先日、仕事で国道6号を通って福島県の浜通り地方へ行ってきました。
浜通り地方の福島原発に事故があり、2014年9月まで通行が不能になっていました。
放射性物質により帰還困難区域や居住制限区域に指定されており、立ち入りや居住が
制限されています。
帰還困難区域等を貫く浜通り地方の国道6号は、帰還困難区域内の一般車両の通行が
可能となっていました。
でも、二輪車や歩行者の通行が禁止され、車両は国道の通り抜けのみが許可されて
います。道路脇にはバリケードが張られ、他に入れないようになっています。
ですが、当たり前の様に、二輪車や歩行者の通行が禁止されている場所に、
警備員として人が立っています。
誰かがやらなければならない事だとは思うが、どういう思いで、その方が立って
いるのか?何とも言えない気持ちになります。
目に見えない放射能という恐怖を感じつつ、窓から見える光景に絶句し、
震災当時のことを思い出しました。
帰宅困難区域を過ぎ、徐々にお店が見え、人が生活しているのを見るとホッとした
気持ちになりました。
津波で被害のあった地域の、復興は進んでいますが、この地域だけは、
まだ3.11のままです。
現地で復興に携わられている方々には、本当に頭が下がるおもいです。